- 「頭皮が赤くなっているけど、もしかして薄毛になる前兆なのだろうか…」
- 「AGAの人は頭皮が赤くなったりするのかな…」
- 「頭皮が赤くなってるのは、何が原因なんだろう…」
この記事を読まれている方は、このような悩みを抱えているのではないでしょうか。そこで本記事では頭皮の赤みと薄毛の関係をはじめ、赤くなってしまう原因から対策方法まで詳しく解説していきます。
ぜひ、最後までお目通しください。
目次
頭皮の赤みは薄毛の前兆という訳ではない

頭皮が赤くなっているからと言って、必ずしも薄毛になる訳ではありません。
しかし、頭皮が赤くなってしまっているということは、何かしらの肌トラブルが起きている可能性が高いと考えられます。そのため、頭皮環境の悪化によって一時的に抜け毛が増えるなどの可能性は考えられるでしょう。
また、AGAは男性ホルモンの一種であるDHTが原因であり、DHTには頭皮を赤く腫れさせるなどの作用無いことから、頭皮の赤みとAGAは関係ありません。
頭皮が赤くなってしまう原因

頭皮が赤くなってしまうのは、いくつかの原因が考えられ、主に以下の4点が挙げられます。
- 血行不良
- 乾燥
- 接触皮膚炎
- 脂漏性皮膚炎
それぞれ詳しく解説していきます。
血行不良
運動不足や偏った食生活など、生活習慣が乱れていると血行不良を引き起こす可能性があります。
ご存知の通り血行不良とは血液の流れが悪くなること。頭皮の栄養は血液によって運ばれているため、血行不良になると頭皮へ十分な栄養が行きわたらなくなります。
その結果、皮膚のターンオーバーが乱れてしまい、肌のバリア機能が低下。
肌のバリア機能が低下すると、肌が敏感になり少しの刺激でも湿疹を引き起こすことがあります。そのため、肌が赤くなってしまうのです。
乾燥
肌が乾燥している状態というのは、肌のバリア機能が低下している状態でもあります。そのため、先に解説した血行不良と同様に、湿疹などの肌トラブルが引き起こされやすくなり、頭皮が赤くなる原因となるのです。
接触皮膚炎
接触皮膚炎とはシャンプーやトリートメント、整髪剤などを皮膚に塗布した際に起こる皮膚炎のこと。アレルギー反応とも言えます。
使用している洗髪料や整髪剤を変えてから、急激に痒みや腫れを感じるようになった場合には接触皮膚炎の可能性が高いでしょう。
また、接触皮膚炎はどんな物質であっても引き起こす原因となり得ます。普段から帽子を被っていたり、ヘアアクセサリーをつけていたりする場合には、それらも疑った方が良いでしょう。
脂漏性皮膚炎
脂漏性皮膚炎とは皮脂の過剰分泌によって、肌に常在している菌「マラセチア」が異常に増殖することで、炎症が起こる病気です。
皮膚が過剰分泌してしまう原因としては
- 脂質の過剰摂取
- ビタミン類の不足
- 睡眠不足
- ストレス
など、さまざまな原因が挙げられますが、主に生活習慣の影響が強いと言えます。
頭皮が赤くなってしまった場合の対処方法

ここからは頭皮が赤くなってしまった場合の対処方法を、先ほどご紹介した原因別に解説していきます。
血行不良を対策する方法
血行不良の対処方法としては、以下の内容が挙げられます。
- 運動をする
- 食生活を改善する
- 湯船に浸かる
運動をする
運動には血行促進の効果があります。運動には、ウォーキングやジョギングなどの有酸素運動と筋トレなどの無酸素運動の2種類がありますが、どちらでも構いません。どちらの運動も血行促進の効果があります。
運動する時間を作るのが難しいという方は、日々の生活の中でなるべく動くように意識しましょう。例えばエスカレーターやエレベーターを使わずに階段を使用したり、自宅で仕事する際にはスタンディングデスクを用いると言ったことが挙げられます。
ハードな運動をする必要は無いため、できることから行ってみましょう。
食生活を改善する
脂質や糖質を摂りすぎると血液がドロドロの状態になり、血行不良を招きます。また、動脈硬化や肥満の原因になることも。ジャンクフードやラーメン、カップ麺などは脂質・糖質が多く含まれているため、なるべく避けるようにしましょう。
脂質の摂取目安量は摂取カロリーの20~30%。30歳~49歳の方で日々の運動量が普通の場合、エネルギーの摂取目安は2,700カロリーです。そのうち20~30%は540~810カロリー。脂質は1gあたりのカロリーが9gのため、脂質の摂取目安量としては60~90gほどとなります。
参考:厚生労働省 – 日本人の食事摂取基準
糖質の摂取目安量は摂取カロリーの50~65%です。そのため、先と同じ場合の例を挙げると、エネルギーの摂取目安2,700カロリーのうち、50~65%となると1,350~1,620カロリーを糖質から摂る必要があります。糖質は1gあたり4カロリーのため、337.5g~405gあたりが糖質の摂取目安量となります。
また、今回は30歳~49歳の男性を例に挙げましたが、年齢が10歳ほど上下しても数字は大幅に変わることはありませんので、成人男性の方はこのぐらいの数字を目安に見ていただければ大丈夫です。
湯船に浸かる
お風呂はシャワーだけで済ませるという方も多いかと思いますが、血行促進のためには湯船に浸かることをオススメします。
湯船に浸かって体が温まることで体内の血管が拡張され血液の流れが良くなります。他にもリラックス効果があることから、睡眠の質を高めたりストレス解消に繋がることで、間接的にも良い影響が起こります。
ただ、42度以上の熱い湯の場合には、交感神経が強まり血圧が上がってしまうなどのデメリットがあることから40度ほどのお湯に10分~20分ほど浸かりましょう。
乾燥を対策する方法
頭皮の乾燥対策には以下のようなことが挙げられます。
- 頭皮ケアローションや保湿効果のある育毛剤を使う
- ビタミン類を摂取しターンオーバーを促進させる
- 質の高い睡眠をとる
頭皮用ローションや保湿効果のある育毛剤を使う
洗顔をした後、顔に化粧水や乳液を塗る方は多いかと思いますが、頭皮が乾燥しまっている場合には頭皮用ローションや保湿効果のある育毛剤を使って、頭皮もしっかり保湿ケアするようにしましょう。
しかし、エタノールが配合されているものには要注意。 エタノールは肌への刺激が強く、かえって肌に悪影響を与えてしまうこともあるでしょう。
男性向けの商品の場合、さっぱりとした爽快感を出すためにエタノールを配合しているものが多くあります。基本的には成分表示の上部にある成分は配合量が多いと考えられるため、上部にエタノールが記載されている場合には、避けるといいでしょう。
ビタミン類を摂取しターンオーバーを促進させる
ターンオーバーが乱れている状態の場合、肌のバリア機能が低下して乾燥を招くことがあります。ビタミンAやビタミンB群、ビタミンCなどのビタミン類は肌のターンオーバー促進に大きく関係しているため、積極的に摂取しましょう。
普段の食事からビタミンを摂ることが難しいという場合には、サプリメントを用いても問題ありません。ただ、マルチビタミンにはビタミンB群だけ入っていないというケースも多いため、購入する際には配合成分をよくチェックしましょう。
質の高い睡眠をとる
ターンオーバーの活動に関係する成長ホルモンの分泌は、70%もの量が睡眠時に行われています。睡眠時間は厚労省が発表している6~8時間を目安とし、その中で睡眠の質を高めるようにしましょう。
成長ホルモンの分泌はノンレム睡眠(深い睡眠)の際に活発に行われており、眠りが浅い状態だと十分に分泌し切れません。
質の高い睡眠をとるには
- 睡眠の3時間前に食事を済ませる
- 睡眠の前に入浴をする
- 適度な室温に調整する
- 部屋の明るさを極力暗くする
- 音楽などを流さない(40db以下であれば問題無し)
- 睡眠の3時間以上前に適度な運動を行う
といったことを実践するといいでしょう。
接触皮膚炎の対策方法
接触皮膚炎はあらゆる物質が原因になり得ることから、まずは原因物質の特定が重要です。そして、対策方法はその原因物質に直接触れない環境を作ることに尽きます。
ご自身で原因物質を特定することが難しい場合には、皮膚科で様々な成分のパッチテストなどを受けることも可能です。
また、「原因物質は分かったけど、どうしても日常生活からそれは取り除けない」といったケースもあるでしょう。そういった場合には医師の診察を受け、抗炎症作用を持つステロイド外用剤や保湿剤、抗アレルギー剤などを処方してもらいましょう。
脂漏性皮膚炎
脂漏性皮膚炎の原因は皮脂の過剰分泌。皮脂の過剰分泌を抑えるには以下のような対策方法が挙げられます。
- 食生活を改善する
- 睡眠をしっかり摂る
- 運動をする
ターンオーバーの乱れが引き起こす肌の乾燥から、皮脂の過剰分泌に繋がることがあるため、対策方法としては「血行不良」や「乾燥」と重複します。
炎症があまりにも酷い場合には皮膚科で治療を受けるようにしましょう。
まとめ
今回は頭皮が赤みと薄毛の関係から、原因・対策方法について紹介させていただきました。本記事の重要なポイントは以下の3つです。
- 頭皮環境が悪化することで抜け毛が増える可能性はあるものの、AGAではない
- 頭皮トラブルの多くは生活習慣の乱れが原因によるもの
- 対策方法は主に生活習慣の改善
ぜひ、ご紹介した内容を実践してみてくださいね。